肌が弱い赤ちゃんへおすすめ保湿剤と塗り方
生後1〜2ヶ月前後には乳児湿疹が出る子が多く病院で塗り薬をもらった経験をした方も多いのではないでしょうか。
(ちなみに乳児湿疹は皮膚科や小児科で弱いステロイド剤を処方してもらい塗るのが早く治ります。)
そして乳児湿疹が治ってくる頃、赤ちゃんは生まれ持った油分が減り乾燥肌になって行きます。
その時、必要になってくるのが「保湿剤」です。
今回は私の看護師(皮膚科と小児科経験あり)の経験と2児のママとしての経験を合わせてご紹介したいと思います。
オススメ保湿剤は?
こだわりがなければ、病院で処方される保湿剤がいいと思います。
処方でメジャーなものは「ヒルドイド」「ビーソフテン」などと呼ばれる
「ヘパリン類似物質油性クリーム」です。(以下、まとめてヒルドイドと呼びます)
もう1つメジャーなものが「ワセリン」や「プロぺト」です。(以下、まとめてワセリンと呼びます)
この2種類は似たものでワセリンから不純物を取り除いたものがプロペトになります。
ヒルドイドとワセリンの効果は一緒?
同じ保湿剤ですが、少し違いがあります。
まず、ヒルドイドは
- 水分子を引き寄せて保持する
- 血流を良くする
主にこの2つがメインの効果となります。
一方、ワセリンは
- 水分の蒸発を防ぐ
- 油膜を張って保護する
この2つがメインの効果です。
効果的な使い方は?
皮膚が乾燥している赤ちゃんには
ヒルドイドを塗って上からワセリンで保護する。
これが1番効果的です。
塗るタイミングは水分が逃げる前のお風呂上がりが良いでしょう。
お風呂上がりはバタバタして塗れない方は、その後でもなるべく早く塗ってあげると良いですね。
またとりあえず、ヒルドイドだけ塗っておくのも良いでしょう。
ワセリンを塗った後ではワセリンの油膜が浸透を妨げてしまうため、ワセリンは1番最後に塗るようにしましょう。
塗る前に…
赤ちゃんのお肌の洗い方は大丈夫ですか?
固形石鹸などを使っている方もいるかもしれませんが、ポイントはよく泡立てて、泡で洗うことです。
オススメはそのまま泡で出てくるソープです。
我が家ではピジョンの青を夏・春・秋につかい保湿力の高いオレンジを冬に使っています。
他にもアラウやキューピーなどもオススメです。
塗り方や量は?
まず量は1部位に人差し指1関節分です。お腹や背中などの広い部分は2関節分使いましょう。
塗り方は、満遍なく塗れればやりやすい塗り方で良いと思いますが、円を描くように塗ると塗りやすいです。
ヒルドイドで赤くなってしまう
大人もそうですがヒルドイドなどのヘパリン類似物質油性クリームで赤くなってしまう方がいます。
これはヒルドイドの血行促進効果が原因と言われています。
赤くなってしまう場合は湿疹が悪化する可能性もあるので使用は避けましょう。
赤くなってしまう方は保湿剤をワセリンしか使用していない方もいますが、先ほども書いたように、ワセリンには水を補う保湿効果は無いので、市販の保湿剤などで補いましょう。
市販の赤ちゃん用保湿剤のおすすめは?
正直、赤ちゃんによって肌質は違うので、合う合わないは試してみないとわかりません。
試供品や少ない量のものから試してみましょう。
下記は、超肌弱な我が子も赤くならずに使えた市販の保湿剤です。
1.アロベビー
1番のオススメは
【アロベビー ミルクローション】です。赤くならないし保湿力も十分です。
多くの赤ちゃんに使われて、楽天やAmazonでも1位を獲得しています。
InstagramなどでPR投稿などをよくみていたので半信半疑でしたが、効果はピカイチでした。
子供と一緒にママも使っています。
楽天やAmazonでも販売していますが、お得なのは公式サイトからの購入ですね。
公式サイト↓↓↓
アロベビー 公式サイト我が家も色々使いましたが、最終的にこれに落ち着きました。
そして、これを使いはじめてから、アトピー傾向だった娘の肌は赤みが消え
一気に綺麗な肌になりました。
使っているのは、アロベビーとプロペト(ワセリン)だけです。
2.& UTA アンドウタ ミルクローション
【& UTA アンドウタ】ミルクローションこちらも保湿効果は十分です。
肌の常在菌に注目し開発された商品です。
こちらもAmazonや楽天でも販売されていますが、お得なのは公式サイトです。
公式サイト↓↓↓
【& UTA アンドウタ】ミルクローション3.ファムズベビー
【ファムズベビー】こちらも保湿力もあり赤くならずに使えました。
こちらは泡で出てくるタイプです。
ボトルが手に保湿剤が付いてヌルヌルしてしまうと少し出しにくくなってしまうので、我が家では朝の保湿で使用していました。
こちらもAmazonや楽天でも取り扱いはありますがお得に購入できるのは公式サイトからです。
公式サイト↓↓↓
皮膚保護フォームはファムズベビーまとめ
赤ちゃんの保湿は、基本的には処方の
ヒルドイド(ヘパリン類似物質油性クリーム)とワセリン(プロペト)で十分です。
ヒルドイドで赤くなってしまう場合は、上見出しの市販の保湿剤とワセリン(プロペト)を使ってみましょう。